不動産管理業 日次レポート(スマホ朝礼版)
発行日: 2026年6月4日(木)
作成: 株式会社COMUPAL
本日の最重要アクション
台風6号の被害確認を最優先で実施してください。
昨日6月3日、台風6号が和歌山県に上陸し関東を直撃。東京都心で12時間降水量173.5mm(6月観測史上1位)を記録し、都内で約140万人に避難指示が出されました。本日朝一番で全管理物件の被害確認巡回を実施してください。
今日のトピック一覧
| # | トピック | 優先度 |
|---|---|---|
| 1 | 台風6号被害の緊急対応 | 即日 |
| 2 | フラット35が3%台突破・家賃上昇の構造化 | 今週中 |
| 3 | マンション管理計画認定制度の拡充(2027年4月施行) | 情報収集 |
| 4 | 全宅連の税制改正要望(空き家対策・宅建士職能拡大) | 情報収集 |
| 5 | 全管協「賃貸住宅修繕共済」の推進 | 今週中 |
| 6 | 国交省エレベーター安全説明会(全国8箇所) | 今週中 |
トピック1:台風6号被害の緊急対応【即日】
何が起きた?
台風6号(チャンミー)が6/3午前4:30に和歌山県南部に上陸。6月の台風上陸は14年ぶり。線状降水帯が徳島・和歌山・静岡・神奈川で発生。東京都内では目黒川・神田川・善福寺川等にレベル4氾濫危険警報が発令されました。午後9時に温帯低気圧に変化。
建物被害の状況
- 川崎駅前一帯でひざ下まで浸水、マンション駐車場冠水
- 鹿児島県で100棟近く建物被害
- 各地で停電発生
本日やること
1. 全物件の被害巡回(半地下・低地物件を最優先)
2. エレベーターピット・排水ポンプの動作確認
3. 共用排水口(ルーフドレン等)の清掃
4. 破損箇所の仮養生(ブルーシート等)
5. 被害物件オーナーへ写真付き報告+保険申請サポート
トピック2:フラット35が3%台突破【今週中】
ポイント
- 6月のフラット35金利(21年以上):年3.210%(前月比+0.50%)
- 現行制度(2017年10月~)で初の3%台突破
- 東京23区の単身マンション家賃:11万円台突入(前年比12%増)
- 家賃上昇は「構造的トレンド」に変化
アクション
- 更新時の賃料増額交渉(目安:3~5%アップ)を積極的に実施
- 空室募集時の賃料設定を周辺相場に合わせて引き上げ
- オーナーに「金利上昇→賃貸需要増→家賃アップ」のロジックを説明
トピック3:管理計画認定制度の拡充【情報収集】
ポイント
- 2027年4月1日施行が閣議決定(2026/5/15)
- 新築時の分譲事業者による認定申請が新たに導入
- 認定マンション「表示制度」の創設
管理会社への影響
認定の有無がマンションの資産価値に直結する時代が到来。認定取得サポートを有償コンサルとしてメニュー化する好機。
トピック4:全宅連の税制改正要望【情報収集】
主な要望内容
- 相続空き家3,000万円特別控除の築年数要件見直し
- 空き家解体→さら地化時の固定資産税特例措置
- 宅建士の業務範囲拡大(空き家所有者情報の提供等)
- マネロン対策「統括管理者」の選任義務化
全宅連会員数: 10万1,550社(8年連続増加)
トピック5:全管協「賃貸住宅修繕共済」【今週中】
ポイント
- 全管協シンポジウム2026が6/3開催、水野会長再任
- 重点事業:修繕共済の新規2,000件獲得目標
- 共済の特長:共用部修繕工事費を補償、掛金全額経費計上可、解体費用も対象
- 全管協少短:10月1日以降の契約から保険料改定
アクション
- 築10年以上の1棟オーナーに修繕共済を提案
- 10月の保険料改定に向けた社内準備を開始
トピック6:エレベーター安全説明会【今週中】
ポイント
- 港区エレベーター死亡事故から20年の節目
- エレベーターの6割に安全装置(二重ブレーキ)なし
- 国交省が全国8箇所で無料説明会を開催(7月~12月)
- 改修補助制度の利用は直近5年で7自治体のみ
アクション
- 受託物件のエレベーター安全装置設置状況を調査
- 未設置物件のオーナーに改修提案(補助金活用を含む)
本日の天気・注意事項
台風6号は温帯低気圧に変わりましたが、本日も東北地方を中心に暴風・高波に警戒が必要です。関東では河川の水位がまだ高く、地盤の緩んでいる箇所もあります。巡回時は危険な場所に近づかず、安全を最優先に行動してください。
詳細版(PC版)はGoogle Docsでご確認ください。
https://docs.google.com/document/d/1BpoIJSveId00YQ0aOr7OyF5YPIZLk1-g/edit